新年のご挨拶

明けましておめでとうございます

昨年もたくさんの方にお力添えをいただき、ありがとうございました
本年も多くの赤ちゃんとご家族の皆さまに喜んでいただけるように
まごころを込めて頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします

2021年度も皆さまにとって素晴らしい一年となりますように、お祈りいたします

ちいさく生まれた息子の成長のご報告でございます。
高等専門学校を卒業してから関西の大学に編入学し、昨年4月より工学部の3年生になりました。
しかしながら、コロナ禍により入学当初から大学もオンライン授業となり、学生同士の交流もない中での一人暮らしのスタートでした。
9月にようやく部活動が開始。サイクリング部に所属したとの事で驚きました。おかげ様で丈夫に育ち、体力もついているようです。

写真は小豆島の寒霞渓の風景だそうです。
コロナ禍により部活動の制限も厳しい中で、感染対策をしっかり守り、部活のみんなと一緒に充実した良い時間を過ごせたとの事で安堵いたしましたが、
喜んだのもつかの間、大学3年生なので先日、部活を引退したそうです。
それでも学生同士で交流できた事がありがたく、今までの当たり前の生活が当たり前ではなかったのだと気が付く感謝の日々でございます。
医療者の皆様が安全にお仕事ができますように、そして子供たちや世界中の人の笑顔と健康が守られますよう、Covid-19の一日も早い終息を願います。



息子は22年前に25週6日920gというちいさな身体でこの世に生を受けました。
ちいさく産んでしまった事で、母親である私は長いこと自責の念を持っておりましたが、ご縁からちいさな肌着を作らせていただくようになり、
たくさんの医療者の皆様、赤ちゃんのご両親様から肌着を喜んでいただけることで、子どもがちいさく生まれてきたのは必然であったのかもしれないと感謝の気持ちを持つようになりました。

今では「ちいさな身体で産んでしまった」という事実から、
「帝王切開で母子共に助けていただいた」、「子どもを守っていただけた」というように、過去を認められるようになりました。
過去を認められるようになると、自分も認められるようになりますし、子どもの成長もそっと見守ることができるようになりました。
それまでは早く追いつかないといけないと思っていたのですが、「ゆっくりで当たり前」、「失敗して当たり前」とのんびり構えられるようになり、
子どもの好きなことを一緒に楽しみ、応援していたら、気がついたら22歳になっていたという感じです。
昨年は自動車免許をマニュアル運転で取得したのですが、裸眼で免許証をいただけたというので驚きました。健康に気を付けて頑張っているようです。

これもNICUの医療者の皆様のおかげだと日々感謝しております。
ありがとうございました。

今もこの時間もNICUにはたくさんの赤ちゃんが入院されていて、
医療者の皆様が赤ちゃんやご家族を支えてくださっていることに深く感謝をし、
私も自分にできることをこれからも精いっぱいお手伝いさせていただけたらと思っております。

医療者の皆様がお忙しいのは十分存じておりますので、自分から連絡をすることがとても苦手です。何かお手伝いできることがございましたら、ご連絡をいただけると幸甚でございます。

お手伝いできる内容といたしましては、

・点滴用肌着お見積もり、納入
・点滴用肌着のデモンストレーション
・低出生体重児肌着(貴院専用サイズでお作りが可能です)
・ちいさなミトン作製(紐無し、紐あり)
・子どもが着ていた肌着の匂いを確かめたことで減退していた母乳が復活した話
・NICUの中で母親になれた経験談
・超低出生体重児の育児体験談
・絵本の読み聞かせで子どもとのコミュニケーションを高めた方法など

何かお役に立てられるかもしれません。
また、肌着をお使いただいていて、修理などが必要な場合もぜひご連絡くださいませ。どうぞよろしくお願いいたします。

2021年度も皆様におかれましては、ご多幸に恵まれて素晴らしい一年となりますよう、お祈り申し上げます。
本年も何卒よろしくご指導、ご鞭撻の程、お願い申し上げます。

2021年元旦
HappyFroggy&HowCute
吉川由美子拝

低出生体重児肌着/点滴用肌着NICU専門肌着
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